Apple iPod 30GB ブラック [MA146J/A]
さほど期待してはいなかったのですが |
これまでiPod miniを使っていて、iTunesのライブラリから取捨選択する手間が面倒になっていたのですが、私の場合この30GBなら全曲入れてもまだ半分ほど余ってます。
曲と同時にiPhotoに登録しているデジカメの写真もすべてこのiPodに転送され、出先で友達との会話中に話題にあがった以前の写真を見せる事ができるというのが意外に便利でした。
また、最新のiTunesで採用されている「歌詞」欄に入力しておくと、iPodでその曲を再生中に中央ボタンを数回クリックすればその歌詞が表示されるのも良いです。液晶がきれいで高精細なため歌詞も見やすいです。
なお、歌詞は「Sing that iTune!」などのフリーソフトを使って、現在iTunesでかけている曲の歌詞データをインターネットで取得→iTunesに入力が自動でできます(すべての曲でできるわけではありませんが)。
私は必要性を感じていませんでしたが試しに新機能の目玉である動画(映画の予告編、iTMSで購入したPV、iMovieで編集・変換した個人的なビデオ)も入れてみたのですが、これがかなりキレイです。ただ、みるみるバッテリーが減っていくので、ちょっとした話のネタには良いかもしれませんが、実用性はどうでしょう。
動画に限らず写真閲覧などバックライトを点灯した状態ではバッテリーの減りが比較的早く、ここがマイナスポイントです。
容量はともかく、少しでも長い時間使いたいなら60GBのほうが良いかもしれませんね。
音質は必要十分。標準のイヤホンはたしかに高音低音ともにいまひとつですが、そのぶん聴き疲れが少ないです。長く聞き続けるなら悪くないと思います。
私は携帯デジタルプレイヤーに高級オーディオの音は求めませんので何万円もするイヤホンの事は知りませんが、3000円程度のイヤホンでも音質は大きく変わりますから、不満が出たらいくつか試してみてはいかがでしょう。
nanoでも話題になったように、表面に小傷がつきやすく黒ボディはさらに目立ちます。
気になる方は使う前から保護シートを貼られる事をおすすめしときます。
外見が重要というなら |
良い点ですが、まぁ『デザイン』と『操作性』でしょう。
また、オマケ程度といわれている『ビデオ再生機能』に関しては、
2.5インチという小ささを無視しても良いほど良好です。X68Kの時
代から動画で遊んでいますが、久しぶりに楽しめる機械を見つけた
と思いました。
残念な点としては、『iPOD伝統の音質』といったところでしょう。
音質は、携帯音楽プレーヤの中で最低とは言いませんが、それに近
いランクにあります。Zenとどちらが?と音質で考えている方はZen
をオススメします。
付属イヤホンはごみです。これは交換する必要があります。また、
動画を楽しむならQTproやプレミアの追加購入が必要でしょう。
外見のつくりは良いのですが、中身には期待しないほうが良いです。
製造国も中国で、製品の品質は他の中国製品とかわりませんので、
この点は覚悟の上で購入しましょう。
ただ、部屋でiPODを聞くシチュエーションは考え辛いため、容量や
サイズ、ビデオ再生といった面では競合もなく、魅力的な商品であ
ることは認めざるを得ません。
動画の可能性 |
店頭でちょこっと見ただけの印象。
動画はかなり品質高いと思います。ビデオクリップを店頭で
流していましたが、きちんと細部まで見えていたので、
洋画に字幕付きでも十分視聴に耐えるのではないでしょうか。
邦画や日本製コンテンツ不在が指摘されていますが、
自分で(HDDレコーダなど)録画した映像を持ち歩くのがカンタンであればポータブルDVDプレーヤといい勝負するかも知れないですね。
ポッドキャストの映像版も出てくると面白いですよね
いいんじゃないですか? |
20GB→30GBに容量UP。
諸事情で日本では若干値上がりしましたが、コストパファーマンスが上昇したことには変わりありません。
まさにシェアの大きさがなせるわざです。
これでバッテリーの寿命(再生時間)が長ければ最高なのですが…
その他にもダウンロードしたPVが見れたりするので、特に洋楽ファンの人にはiPodを買う大きなきっかけになるのでは?
ちなみに何かと指摘されてるiPodの音質ですが、組み合わせるヘッドホンしだいでかなりカヴァーできますよ。
低音が欲しい人は K26P/AKG
全音域バランスよく音質を向上させたい人は PX200/SENNHEISER
がオススメです。
どちらもミニヘッドホンなのでさほど邪魔にもなりませんし、折りたたんでさらにコンパクトにできます。
iPodの場合は容量が大きいのでAAC 198Kbps(VBR)以上でエンコードしてPX200,K26Pで聴くとかなり満足できる音質になると思いますよ。
音質もモデルチェンジ(マイナーチェンジ?)するたびに良くなってきているので、今後にさらに期待です。
第五世代iPod |
〜ついに第五世代が発表されました。
以前のモデルに比べて優れている点は、液晶が大きくなって解像度が上がり見やすくなったこと、筐体が薄くなり軽量化されたこと、動画再生に対応し記憶容量が増えたことです。
日本では為替の関係で若干値上がりしたものの、10GBの容量アップだけでも充分購入する価値はあると思います。
また、動画再生についてPVくらいし〜〜か選択肢がないことが不満な方もいらっしゃるようですが、基本的にiPodは音楽再生を主にしたものですので、長時間動画を楽しみたい方はiPodは避けたほうが無難だと思います。しかしながら、今後ビデオPodcastなど魅力的な動画コンテンツが出てくる可能性は充分考えられます。〜