iPodで楽しむ組み立て真空管アンプ
人気ランキング : 1,499位 定価 : ¥ 1,680 販売元 : ソフトバンククリエイティブ 発売日 : ソフトバンククリエイティブ 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 価格: ¥ 1,680 |
再び半田ごてを持つ手 |
昔、子どものころ火傷をしながら半田ごて片手にラジオなんか作っていました。
さすがに今は既製品のトランジスタアンプで音楽を聴いていますが、この本を読んだとき、昔の工具箱を引っ張り出してアンプのキットをネットで注文してしまいました。
今、真空管アンプが静かなブーム(らしい)ですが、どの本も理論的なことが多く結構難しい。この本のいいところはとにかく、全くの初心者でも「作れる」というところ。まあ、一応半田付けの練習くらいは事前にしたことに越したことは無いでしょうけど。
入門書にぴったりだと思います。
参考にさせていただきました |
この本の中にあるPCL86のアンプの設計者です。
面白そうなので早速USBオーディオカードキットを買ってPCL86を作ってみました。
ノートパソコンにつないで音を出してみましたがかなり満足の行く音になりました。
秋葉原の某所に置いてありますので聞いてみてください。
それとともに雑誌の記事の中にもキットとは別の真空管を使ったヘッドフォンアンプも発表予定です。
全くの初任者には厳しいかも |
オーディオ関係の本を見て感心するのは写真がとてもきれいな事。
きっとこういう撮り方があるんだろうなと思うけれど、写真の事は詳しくないのでよくわからない。
昔、半田ごてでヤケドしながら工作してきた元ラジオ少年としてはパラパラ眺めるだけでも楽しい。
本のコンセプトはiPodの様な携帯音源を自作のオーディオ機器で楽しもうというもの。
対象は電子工作初心者向けらしく豊富な写真で丁寧に説明があるが、懇切と言うまでには至らない。
どの部品をどのように取り付けたら良いのかはよく分かる。
オーディオ機器はキットになっているからそれの付属の取説と合わせたらかなりな事は理解出来ると思うが、肝心のハンダ付けのコツというかノウハウの説明がほとんど無く(300文字程度の説明)、これとは別に電子工作入門の手引き書が必要だ。
出来るならば工作解説の動画入りCD,DVDがあれば良いのだけれど。
また、キットが完成したあかつきには携帯音源との接続やスピーカーとの接続が必要だがそれらについても一切説明がない。
まあ、キットの取説見たら解るかも知れないが、パソコンと周辺機器の接続にさえウロウロする女性も対象とするならば、これももっと紙面を割いて説明すべきだと思う。
もし、女性がこの本を読んでオーディオ機器自作にチャレンジしたいと思うのだったらちょっとハードに詳しいボーイフレンドの存在が必要だ。
しかし、小学生でもその気になればチャレンジ出来るので、これを機会に電気に興味を持てもらえたら理系離れが減るかも知れないので楽しみにしたい。
星は三つといきたいところだが将来の電気系エンジニアに期待して四つとしよう。
写真の通りにやれば作れちゃう |
最新の携帯音楽プレーヤーと、懐古趣味の王道ともいえる真空管アンプの組み合わせが、こんなにもマッチするものとはー。本には4種類のキットの解説があるんですが、さっそく一番初心者向けのTU-870を取り寄せてみました。当然キットにも組立説明書はついてるんですが、お定まりのあっさりしたものだけですね。この本は、カラー写真でひとつひとつの工程が細かく解説されてるので、おかげ様で久しぶりに半田ごてを握る私でもなんとか1日で完成できたです。10年間押入れで眠っていたボーズのスピーカーにつなげたんですが、少し出力は弱いですが、かなりいい音で大満足。そういえば、この本には、USBにつながる真空管アンプとかも掲載されてて、そんなのもあるのかーと、ちょっとびっくり。おもしろすぎですー!
自作してみたい気になる本 |
iPODと真空管アンプ。
なんて素敵な響きなんでしょう。
思わず書店で手に取ってしまいました。
内容はキットの自作方法だけではなく、部品の説明とか音がなる仕組みみたいなものが。
半田付けは苦手とか、電子工作をやってみたかったけど理屈が分からないとかいう人にはお勧めの1冊です。